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ShorTrip
「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。

 第9回 2005年9月某日 「つくばエクスプレス快速乗車体験記 その他」

2005年8月24日、東京・秋葉原と茨城県・つくばを直通する「つくばエクスプレス」が開通。千葉、茨城方面の都心アクセスがまたひとつ誕生した。秋葉原−つくば間最速45分、最高時速130km/h!

開通から1ヶ月経った9月下旬、それを確認すべく、今回全線乗車し、そのあとはいつものようにブラブラ散策する旅にでることにしました。

(写真は別の日に撮影したものです)
午前8時40分、ラッシュアワーがそろそろ一段落するころ。いつもの自分なら仕事を始めている時間なのですが、今日はここ、「秋葉原」駅に立っている。新しく出来た中央改札口、というよりは「○ドバシ○メラ」の正面といった方がわかりやすいか。赤い看板が目印の、つくばエクスプレスの駅入り口から階段を下りる。
ホームは地下6階にあるので、下りるのに時間がかかるのは玉に瑕。

8時53分、快速が到着。先程まで「女性専用車」だった先頭の車に乗る。そのせいか、車内から化粧の香りがぷんと匂ってきた。
午前9時1分、定刻通り「快速 つくば」行列車が出発。

北千住で一度地上に出てJR常磐線、東京メトロ日比谷線と併走。
隣の地下鉄と一緒に走っていたかと思えばアットいう間に抜き去る。つくばエクスプレスの俊敏さがわかる。
北千住を出るとすぐに荒川を渡ります。

併走するのは、東京メトロ千代田線直通の小田急車両。手前の線路は、JR常磐線(快速)です。
この日、ぼくより先に年輩のご夫婦が運転席にかぶりつき。
そのスピードに大変驚いたご様子。

線路は高速運転に対応できる構造で、設計上、時速160km/hまで出せるそうだ。見てるとほとんど新幹線並みだね。
その速度計。わかりにくいのですが、時速125km/h付近を指しています。最高速度130km/hもしばしば出します。
前方に見える、利根川の鉄橋を渡れば、いよいよ茨城県です。この時点で時刻は9:33です。

運転士は、運転中ハンドルを殆ど動かしません。つくばエクスプレスは、運転のすべてをコンピュータで行っており(ATO)、運転士は出発時に、目の前の出発ボタンを押すだけで、電車は安全・快適な運転、停車をしてくれます。
「守谷」駅を過ぎると、快速は終点まで止まりません。

この付近の沿線には緑も色濃く残っていますが、近いうちにここも開発の対象になるのでしょうか?
9時46分、「つくば」駅に到着。本当に45分で着いてしまった。

地上に出る。時計の針はまだ10時になっていない。

駅前は「○武百貨店」もあるし「L○FT」もあるし(すぐ判っちゃうな)、ちょっとした新興都市といった感じ。バスターミナル
陸橋の上から、駅方向〜万博会場のあった方を見る。
この陸橋を渡って、少し歩くと、公園に出てきた。

この辺りは水が綺麗なのか、自然が多いからか、無数の赤トンボ(アキアカネ)が自由に飛んでいる。
さらに歩くと、人工池があった。

池を楽しそうに泳ぐ、カルガモ。でも見たところ親子ではなさそうだ。
池をのぞき込むと、鯉が口をぱくぱく。
隣にいた親子連れが餌を与えているのを見て、きっとぼくにも餌をねだっているのだろう。「おまえもなんか出せよ〜」って言っているような気が。

でも、ぼくにねだったって、何にも持ってないですよ。
公園をさらに歩くと、「つくばエキスポセンター」という博物館があったので、立ち寄ってみる。
中に入ると、職員のお姉さんが、で○じろう先生さながらのサイエンスショーを披露。地元の小学生が社会科見学に訪れていた様子。
「つくばEXPO '85」関連のグッズの一部が保存されているコーナー。当時の写真や、縮尺模型も展示されていた。
これはタイムカプセル。丸いほうが万博開催当時に作られたタイムカプセルで、開封は2030年。三角のほうは2000年に新しく作られたタイムカプセルで、こちらは2050年開封とのこと。窓からCD-ROMが見える。

このとなりに、エレクトーン演奏ロボットがいたそうですが、ぼくが訪れたときは、影も形もありませんでした(ToT)
外には、国産ロケット、H-IIの実物大模型がある。

H-IIロケット発射シークエンスと称した映画は結構面白かった。
ここで「つくば」駅に戻り、復路は気になる駅を都度降りることにした。

最初は、つくばから5つ先の「守谷」で途中下車。
駅前広場も開発の途中らしく、建物らしい建物はなさそうです・・・。
守谷では関東鉄道常総線と接続します。

関東では珍しくディーゼルカーの2両編成。
次に降りたのは、「流山おおたかの森」です。

ここも駅以外は、何にもなかったです・・・。
流山おおたかの森では、東武野田線と接続。
東武側も、つくばエクスプレス開業に合わせ、駅を新設したそうです。
おつぎは、隣の「流山セントラルパーク」で下車。

背後で快速が通過するときの轟音が響く・・・。

ここもまた駅周辺は何にもない。でもこの通りをまっすぐ歩いてみると・・・。
歩くこと20分。総武流山電鉄の「流山」駅に到着。
馬橋〜流山間わずか5.7km、10分足らずの旅。

着いたときにはすでに発車間際。切符買おうとしたら、「乗るのかい?」ときかれ、「そうです」と答えると、「中で車掌から(切符を)買って」と言われ、慌てて飛び乗る。
終点のひとつ手前、幸谷(こうや)で下車(写真がボケボケだぁ)。

ちょっと離れたところに、JR新松戸駅があり、そこから武蔵野線に乗車する。そして隣の南流山から再びつくばエクスプレスへ。
南流山から再度乗車し、2つ先の「八潮」で下車。
TX-AVENUE八潮というショッピングセンター、といってもまだ工事中で数軒がオープンしているだけ。今秋第二次オープンとのこと。

おなかもいい加減すいたので、ここのソバ屋で昼食。
八潮も駅前広場は出来ていたものの、周辺の建物はまだ建築中でした。

半年くらい経つとどう変わっているか、その時また訪れてみたいと思います。

写真はTX-AVENUE八潮の第二期オープンするテナント。まだ空き家。
ところで、つくばエクスプレスの車両って、2種類あるのをご存じですか?とんがった顔つきは共通なのですが・・・。

実は、秋葉原から守谷まではJR線と同じ直流1,500V区間、守谷〜つくば間は、交流20,000V(50Hz)区間なのです。そのため、秋葉原を出発して、守谷で折り返す車両の殆どは、直流区間しか走れない車両であり、つくばまで直行する車両は直流区間、交流区間とも走れる装備を持っています。
少しマニアックなのですが、屋根の集電装置、パンタグラフをみてみると・・・。

こちらは直流区間専用車。主に各駅停車で運用。
少し暗くて解りづらいかな。
そしてこちらが直流・交流区間とも走れる車両。左の白いのは絶縁用の碍子(がいし)。

さらにマニアックな見方をすると、パンタの折れ曲がる向きが直流用と直流・交流両用車で違う。

カンタンに言えば、つくばまで直行する快速、区間快速はみな後者の車両だと思えば間違いないでしょう。
あと、車内の一部にクロスシート(向かい合わせの座席)を備えているのもこのタイプです。

つくばからやってきた区間快速。守谷にて
当然後者、交流区間も走れるタイプです。
さて、八潮からは、どこにも降りず、一気に秋葉原まで直行。

荒川を渡って北千住へ。向こうの鉄橋は東武伊勢崎線。スピードがあるせいで鉄橋の鉄骨がかかってしまった〜。

その後再び地下に潜り込み、秋葉原到着。そのあとは、エスカレータを上って、○ドバシへ立ち寄りました・・・。

<おまけ>
 
本ページ作成の途中、「R25」(リクルート)というフリーマガジンの「つくばエクスプレスで各駅停車の旅」なる記事を読んだ。”中2のようなデートコースを”というコンセプトで、そのコースは、終点まで各駅停車、帰りは快速を使うルートだった。今回のShowTripとは正反対。さて、あなたならどちらのルートで行きますか?


<参考URL>
 つくばエクスプレス(TX)→http://www.mir.co.jp/
 つくばエキスポセンター→http://expocenter.or.jp/

 つくば市の生活情報−バーチャルタウンつくば→http://www.vt-tsukuba.jp/ 

 to be continued・・・

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