Live&Event Report

Patr4 「DEPAPEPE 冬のワンマンツアー2006〜Team Mix Guts〜 2006.12.21」 


 先輩K氏から、「最近このユニット好きなんだよね〜」と勧められたのは、たしか夏頃だったかな?



 それが、今、人気急上昇中のギターデュオ「DEPAPEPE(デパペペ)」だった。メジャーデビューから2年、今年は映画「Catch a Wave」の音楽や、その他アーティストたちとコラボレーションをするなど、精力的な活動をされている、という。
彼らの音楽を最初に聴いたのは、たしか深夜ラジオでだったと思う。ギター2本だけで、心うきうきさせる、そんな音楽に最初からノックダウンだった。

そんな彼らが、今冬、初の単独ライブを敢行するとのこと。いてもたってもいられなくなり、ツアー最終の1日前、渋谷公会堂での2Days初日の公演を、先輩K氏と見に行ったので、その報告をしておく。

 夕方6:15,渋谷公会堂に着く。右手は今年8月に某番組収録のために行ったNHK放送センターが、後ろには、4年前に行った渋谷AXがある。
ちなみにこの渋谷公会堂、今はサントリーC.Cレモンホール、というらしい。



 さすが座席指定の大ホールだけあって、前回のライブハウスとは全然規模も違う。すでにスモークも焚かれていて、その向こうに、今回の楽器が何とか見えた。右からキーボード、ドラム、パーカッション、一番左は・・・?どうやら今回はバンド構成らしい。

P.M.7:00 開演
以下、印象に残った曲をいくつか紹介します。

「風見鶏」
 静かな雰囲気で、DEPAPEPE二人だけによる演奏。右側が三浦氏、左側に徳岡氏が基本スタンス。
どっちがメインを弾き、
この曲はアルバム「Let's Go!!!」からの選曲であるが、CD版と調を変えて演奏していて、最初から聞き惚れてしまった。

ここから3曲、知らない曲が続いた。
非常にポジティブで、トークも舌好調(!?)な三浦氏と、どちらかというと静かでクールな徳岡氏。その対比も非常におもしろい。

「キミドリ」
 これもDEPAPEPEだけでの演奏。アルバム「Chao,Bravo!」のトップナンバー。
 某ニュース番組のエンディングでも流されたこの曲。いよいよここから彼らの本領発揮か?
 ちなみにこのときの照明も黄緑色だった(^^;

「Hi-D!!!」
 続けてこちらは「Let's Go!!!」の1曲目。CDで聴ける、あのアルペジオをいとも簡単にこなす彼らは、やはりすごい。

「半月」
 インディーズ時代の曲だそう。普段なかなかできないという「バラード」しっとりと聴けた。

「きっとまたいつか」
 「半月」に続いて、夕暮れのイメージで演奏された。ちなみに、K先輩の一番のお気に入りだそう。

 ここまでが、二人だけの演奏。ここからは、サポートメンバー(Key,Perc,Dr,B)が登場、ライブはますますヒートアップする。

「Night&Day」
 ミニアルバム「Night&Day」からの選曲。原曲はバンド構成ではなさそうだが、ライブではどちらかというとサポートが加わったことによりロック風になり、そんな彼らをぐいぐい引っ張っていくDEPAPEPE、という印象を持った。

「ハチロク」
 これもミニアルバム「Night&Day」からの選曲。
 パーカッションのリズムがうまく曲の場を作ってくれている、そんな気がした。

←アニメ「ハチミツとクローバー」とのコラボらしいが、アニメはぼく知りません・・・。

「T・M・G」

 本ライブのタイトルにもなっている曲。
 CD「Chao,Bravo!」でもライブからの収録のようだから、彼らのライブではもはや定番なのかもしれない。
 スタンディングでパフォーマンスしたり、サポートメンバー達のソロを聴かせてくれたり・・・、その他、会場全体が一体化するために、全員でダンス・・・!今思うとかなり恥ずかしかったが、ライブではこういうノリもありかと(^^;
 非常に長かったが、見どころ、聴きどころの多い曲だった。

「ラハイナ(mahalo version)」
 映画「Catch a Wave」にも使われた曲。
前曲からのテンションで一気に波に乗った、という感じか?しばらくはタテノリが続いた。

ここでDEPAPEPE、サポートもいったん退場。しばらくはアンコールの拍手が鳴りやまなかった。

(アンコール1曲目は、曲名忘れたので、紹介できず。すまん)

「桜風」
 アンコールの2曲目は、まだ未発表の曲だった。
DEPAPEPE初のコーラス付きの曲、ということで、観客も一緒に練習&大合唱。
どんな曲かは、'07年の2月までお待ちあれ。

「Start」
 サポートメンバーが退場し、また2人だけの演奏。彼らがブレイクしたこの曲で客席はみな総立ちになり、サビでは会場全体が踊り出すことに・・・。


非常に濃密な2時間半だったと思った。このために、会社を休んで、三島からでてきた甲斐があったと思っている。
ただ翌日が非常に辛かったけど・・・。


<関連HP>
 DEPAPEPEオフィシャルサイト:http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/depapepe/

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